怒りの心理学的意味その3:怒りをエネルギーに変えるということ
皆さんこんにちは、心理カウンセラーの大内です。
高田馬場駅前サロンを運営、14年目となります。
怒り、皆さんはどうやって処理しているでしょうか。ストレス発散、何かにぶつける。。色々あると思いますがまた形をかえてやってくるので「何度も同じ繰り返し」をしていると思います。ルーツは過去からの私たちの体験にあってそれを整理しないと毎回同じものにひっかかり同じ反応を繰り返すことになる
先ほど、別ブログ(おおうち心理学)にて、
怒りの意味を心理学的に解説【怒りのメカニズム】
という記事をあげました。
怒りの心理学的意味その1:怒りに助けられる?
怒りの心理学的意味その2:怒りはどこからきている?
は別ブログをご参照ください。
ここではその続きにはなりますが、
こちらの記事だけでも独立して意味が分かるようにはしてあります。
怒りの心理学的意味その3:怒りの感情は自然、そのあとどう行動するかが問題
怒っていることって、あまりよくない感じに思えます。
ですので私などは「怒らないようにするにはどうしたらいいか」ばかり考えていました。
でも怒りって抑えられないんですよね。
抑えられないとだいたい困ったシュチュエーションがやってきます。
いわゆる自分がコントロールできないという感じです。
怒りに任せて相手を傷つけてしまうとかでしょうか。
そうみると、怒っているときってだいたい自分意外の他の人の存在とかがあるわけです。
自分にむけて怒る人もいると思いますが、そもそもそういう人だって何かの体験をしたので、
自分にその怒りを向けているだけで、他人にむけるか自分に向けるかだけの違いになります。
なにしろ自分でも他人にでも「何かにぶつけたい」と思っているみたいです。
あとよくある勘違いで、こういうことは異常なことではなくて自然なことなんですね。
怒りの感情が処理できないって悩んでいる人も多いですが
処理できないので処理しようと思わないほうがいいです。
感情が出ていること自体はダメなことでなくとても自然なことなのですが、
そのあとの「行動」だけが問題なのです。
感情は思考では言うことを聞かせることのできないくらいのパワーを持っていて
身体を勝手に動かしてしまうほどです。それがコントロールできない状態といいます。
いわゆる、感情のままに動くのかそうでないのか。
怒りの心理学的意味その4:怒りのパワーを逆手にとるということ
最後に怒りのパワーの活用の仕方について。
怒りにはものすごいパワーがあることが分かりました。
大切なのはそのあとの行動。
これをよいほうに向けることができればと思います。
行動には推進力が必要です。
いまとても苦労している人は、将来必ず成功することでしょう。
なぜかというと、人生はバネのようなものだからです。
一回下に下がらないと、上には上がることはなかなか難しいということです。
たとえば人の痛みを知らない人は、人の痛みに共感したり寄り添うことは不可能です。
相手に伝わるんですね。この「伝わり」がエネルギーみたいなものです。
だから沢山苦労したり、失敗している人は、
黙っていても必ず成功するようになっている。これが自然の原理です。
いつまでも苦労しすぎるのも問題ですから、
それは前述したように「そろそろだな」と感じたら
「知っている」ものでもうその苦労はやめて
成功する道へ進むことを受け入れましょう。
あなたがうまく行くということは、成功する、順調に流れる自分を
受け入れてあげることです。
いま苦労していることは100%、役にたつことです。
それを逆手にとるということは、苦労して
悔しいとか、こんなはずじゃないとか、自分だって。。
という気持ちを経験している人なら誰でも勝手にエネルギーが溜まっているんですね
あとは自分ばかり傷つかないで、人にばかり与えていないで
これからは自分も幸せになっていいんだと自分に宣言することを受け入れましょう
そうすると苦労してきたあなたは勝手にバネの原理で上がっていくことでしょう。
つらいこと、苦しいこと、これはたいへんですが
それだけそういう人の気持ちが分かり、守ることができ
受け入れることができるという大きな徳を得ているということなのです。
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